世界に向けて表現したいと思うもの長い歴史の中で受け継がれる価値 2020年へのヒント

SEN お茶

奈良~平安時代 (710-1192)

お茶は、日本が中国の進んだ制度や文化を学び、取り入れようとしていた奈良・平安時代に、遣唐使や留学僧によってもたらされたと推定されます。
平安初期(815年)の『日本後記』には、「嵯峨天皇に大僧都(だいそうず)永忠が近江の梵釈寺において茶を煎じて奉った」と記述されています。これが、わが国における日本茶の喫茶に関する最初の記述といわれています。お茶は非常に貴重で、僧侶や貴族階級などの限られた人々だけが口にすることができました。(伊藤園様HP引用)

天暦5年(951年)春に、京の町に疫病が流行りました。村上天皇は祈祷により疫病を治めるようにと六波羅蜜寺の空也上人に命じましたが、一向に治まる気配はなくますます被害は拡大しました。

頭を悩ませた空也上人は台車にお茶を積み歩き、梅干しを添えたお茶を町の人々にふるまいました。すると、たちまち悪疫が退散した。

このお話はフィクションではありません。先人は、お茶に様々な薬効があることを感覚的に理解していたのでしょう。現代では、効果が科学的に証明されています。

インフルエンザの原因となるウイルスや小児の風邪の原因となるウイルスに直接作用して、これらのウイルスの感染を無力化する成分が含まれています。茶カテキンはその代表です。インフルエンザウイルスは、ウイルス粒子の表面からスパイク状に突き出した2種類のタンパク質を利用して喉や鼻腔の細胞に感染します。茶カテキンは、スパイクタンパク質に直接作用して、その働きを抑えることでインフルエンザウイルスの感染を防ぎます。茶カテキンの中でも特にエピガロカテキンガレート(EGCG)が強い作用を示すことが明らかになっています。また、茶カテキンとは異なりますが、乾燥茶葉中に0.5%程度含まれているストリクチニンと呼ばれる成分も、インフルエンザウイルスや小児の風邪の原因となるウイルスの感染を強力に抑えることが明らかになってきました。ストリクチニンの作用は茶カテキンとは異なっていて、ウイルス膜と細胞膜が結合するのを邪魔することによって、ウイルスの感染を防ぐと考えられます。

2020年の今、歴史を見ていると現在とかなさる

もしかしたら、近くにあるものが我々の助けになっているのかも知れない

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